カテゴリ:不動産売却コラム / 投稿日付:2023/10/07 13:35
先日、住み替えに伴う不動産売却の売主様のお取引が無事すべて完了したため、今回は住み替えに伴う不動産売却についてまとめていこうと思います。
住み替えを検討されるお客様が一番ご心配されるのは、どのタイミングで売却の依頼をしたら良いのだろうか?とお考えになる方が多いのではないでしょうか。
「購入」したい家や土地を探すのが先なのか?
「売却」を先に進めて行く必要があるのか?
購入は経験していても売却は未経験が多い
結論としては、「売却」を重視する方がおすすめとなります。
なぜなら、まずもっとも多いパターンとして不動産の売却で得た資金を元に、新居を購入される方が多いからです。
売却の依頼をかけてみないことには、お持ちの不動産がいくらぐらいで売れるのか、どのような流れで売却が進んでいくのかが分からないため、その後のスケジュールも立てづらいかと思われます。
また、売却を重視することで売り急ぐ必要もなくなり、納得の金額で売却を出来るケースが多く、新居の購入資金が不足する事態も避けられます。
購入が早すぎると売却で準備する予定だった資金の準備が間に合わず、最悪の場合には手付金を解約金として支払い契約の解除をしなければなりません。
ローンが残っていても住み替えられる
住み替えにおいて一番理想的な形として、売却と購入の決済を同じタイミングで行う同時決済というものもあります。
同時決済を行うことが出来れば、仮住まいを準備したり購入資金が間に合わなかったりというデメリットが回避出来、買い替えローンを利用出来るという大きなメリットも付いてきます。
買い替えローンとは、現在の家のローンを売却額で完済出来ない場合に、不足分を次の家のローンをまとめて借りることが出来るローンです。
これが利用出来れば、新居購入の選択肢もかなり広がるのではないでしょうか。
引き渡しの猶予期間が設けられる
いずれにしても、まずは「売却」を進めることで、余裕を持ってご自身のペースで住み替えを進めていくことが可能となります。
さらに、注文住宅を検討される方は売買契約をしてから建築に時間が掛かるため仮住まいが必要になるかというと、必ずしもそうではありません。
契約の前に買主様と交渉し、引き渡しの猶予期間をしっかりと設けることが出来れば面倒な引越しを2度行うこともなくスムーズに住み替えをしていくことも可能となります。
まさに先ほどご紹介した売主様がそうでした。
住み替えに伴う売買のタイミングを誤ってしまうと大きな失敗を招いてしまいます。
すぐに売却するかは別としても、もし住み替えをご検討であればミカタ不動産にお気軽にご相談ください。
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